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2015年3月に開通した常磐自動車道の記念碑を鳥の海パーキングエリアに建立しました。開通セレモニーでは宮城と福島の両県知事によって2つの書が除幕されましたが、福島の「繋ぐ」と連動している「未来へ」を書かれた仙台でご活躍されている高山華流先生の書を正面に彫刻したことに特別な意味が込められています。
材質はインド産の黒御影石、台座にはノルウエー産のブルーパール石を使用、すべての角を面取りし、過去と未来をイメージした三日月状の加工を施しています。パーキングエリアの小高い丘に厳かに建つ様子は遊歩道を通る方々が思わず足を止めて様々な思いをはせているご様子がうかがえます。
東日本大震災による爪痕は被災地に深く残り、復興までは未だ遠い現状ですが、沿岸部を縦断する“動脈”が出来たことは被災された皆様に明るい未来を想起させることでしょう。一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
