彫刻事例

お墓に彫刻する「文字」について

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こんにちは。店長の佐藤です。
皆さんはなぜお墓に「○○家」と彫刻してあるのかをご存知ですか?正直なところ私にはよくわかりません。確かにお参りに来る方には表札がわりで便利ですが、お墓のデザインが自由になった昨今では、もっと彫刻にもそれぞれの思いがこもっていていいように思っています。私がこんなことを考えるようになったのは、今までお墓造りをお手伝いしてきたお客様の影響です。なので、今回はお墓に彫刻される文字のエピソ-ドをご紹介したいと思います。

「〇〇家」にも思いをこめましょう

  

とはいえ「〇〇家」も大事な意味を持っています。皆さんが代々付き合ってきた名字ですから、大切なのは当たり前です。画像は上の方が書家にお願いした文字を、下の方が亡くなったお父さんが残された文字を、それぞれそのまま彫刻したものです。

伝統的なものにもちゃんと意味があります

  

「南無阿弥陀佛」「南無釈迦牟尼仏」「妙法」などが一般的ですが、宗教的な決まりで入れる文字には故人やご先祖様へのご供養と感謝が込められています。またキリスト教徒の方なら聖句を引用したりすることも多いようです。この場合は故人への、遺族へのメッセ-ジという意味合いが強く、またお墓も神に捧げるものとして建てるという考え方のようです。

多いのは「ありがとう」「感謝」「縁」「和」「絆」

  
また最近多い彫刻としては「ありがとう」「感謝」「縁」「和」「絆」があげられます。好きな言葉であったり、伝えたい気持ちであったり様々です。
いろいろな文字が彫刻されている中のエピソ-ドの一つをご紹介します。

「生きた」ではなく「生きる」なのはご自身を含めてお参りに来た皆さんに「美しく生きてね」という教えを込めた言葉です。でも施主様ご自身「美しく生きるって難しい」とため息をついていました。
なんだかよくわかりません。失礼を承知で質問したところ「撮った集合写真が出来上がってきた時どこから見る?」。私はもちろん自分から見ます。「自分より先に周りの皆がいい笑顔で写ってるかを気にすることが出来たら、それって美しくない?」
彫刻文字は「美しく生きる」

私は墓石店の店長をしていますが、お墓に関することでさえ日々お客様から教えてもらいながら仕事をしています。

<まとめ>

故人から残された方々へ。また残された方々から故人へ伝えたいことはありませんか?そしてお子さんやお孫さん、その先の子孫や親しい人たちに残したいことはありませんか?
私はお墓の大切な役割には「伝える」「残す」ということもあると思います。「○○家」も含めて皆さんの大事なものをお墓を通じて是非伝えたり、残したりしてみてください。

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