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納骨についてのアレコレ

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納骨は普段からよくあることではありません。そのため、いざ納骨を行うとなった場合にどこに相談・依頼するのか戸惑ってしまうことも。今回は納骨に必要な一般的な流れをご紹介します。

彫刻が必要な場合の注意点

お墓へ名前や戒名を彫刻することが一般的ですが、納骨される日によっては彫刻が間に合わない場合があるので注意が必要です。例えば、納骨まで1ヶ月など期間に猶予があれば問題ありませんが、地域によっては亡くなった翌々日に火葬を行い、その日に納骨をする場合もあります(亡くなって24時間後ではないと火葬ができないため)。その場合、彫刻は間に合いません。
彫刻する際に石材店では、「墓地の確認」、「文字のレイアウト」、「施主様へレイアウトの確認」、「彫刻用のシート作成」、「墓地にて彫刻実施」といった工程があります。そのため、彫刻依頼があってから時間がかかってしまう場合があります。期間に猶予がない場合は、石材店へ相談しましょう。

納骨の際に必要な書類

納骨の際、埋葬許可証の提出が必要となります。寺院墓地の場合はご住職様へ、また公営霊園や民営霊園などは霊園の管理者へ提出を行います。公営霊園や民営霊園などの場合は、併せて使用許可証が必要になるケースがほとんどです。埋葬許可証ですが、自治体によっては火葬許可証に火葬済みの公印が押された段階で、埋葬許可証に変わるという場合もあります。いずれの場合も、火葬をした際にお骨と一緒に木箱に入っています。

お墓での流れ

お墓に到着したら、まず最初にお骨を納めます。霊園などの場合、お骨を入れるまで管理者が立ち会う場合もあります。お骨を納めた後、供物や献花など準備を行います。ご住職にお勤めを依頼している場合、いずれの墓地でもお骨を納めた状態でご住職を迎えます。ご住職がお経を唱えている途中で親族の皆さん順番にお線香をあげます。ほとんどの場合、亡くなった方に近い方から順番に行います。
無宗教の場合は、お骨を納めた後は皆さんの自由です。供物や献花、お線香も親族で話し合って必要かどうか決めることができます。
神道の方やキリスト教徒の方も、初めにお骨を納めるのは同じです。

<まとめ>

ほとんどの場合納骨には石材店のスタッフが同行しますので、お線香のタイミングや細かい流れについては同行スタッフから説明がありますのでご安心ください。また、お付き合いのあるご住職がいないと困った際は、ご紹介することもできます。
小さなことでも分からないことがあれば、気軽に相談してください。

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