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お通夜の弔問客への対応は?どんなことに注意すればいいの?

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故人のご臨終後は一連の法事が終わるまで、準備することが多く遺族は慌ただしく過ごすことになります。
しかし、故人のことを偲び訪ねてくれた弔問客へ失礼にあたらないよう、お通夜の席でもスムーズな対応が求められます。
今回は、お通夜のときの弔問客への対応方法と注意点をご紹介いたします。

道順案内の準備を進めておく

まずはお通夜会場のところまで、弔問客がスムーズにたどり着けるよう道順札などを用意しておきましょう。
特にお通夜の会場が駅やバス停から離れている場合は、弔問客が道に迷ってしまう可能性があります。
そのときは駅やバス停に誰か案内係を立てておき、弔問客の道案内を行います。
また、お通夜会場までの進行方向を表した地図や矢印を貼っていく場合は、警察に届け出る必要があるため、早めに相談をしておきましょう。
最近は葬儀社で道順札や届け出を対応してくれるところもあるため、遺族のみで対応するのが難しい場合はお願いすることをおすすめいたします。

受付係を用意する

喪家は弔問に訪れた方々を自宅や会場へと迎え入れるため、受付係を用意しておきます。
受付はお通夜が始まる30分前には始めておくと、早めに到着した弔問客へもすぐに対応が可能です。
まずは弔問客にご挨拶をしたら、用意した受付帳へ名前と住所を記入するよう声をかけます。
香典を受け取ったら金庫に保管するか、遺族か会計担当へ渡してください。
その後は弔問客に「お線香をあげてください」と声をかけて、会場内へと案内するとより丁寧です。

受付時の弔問客へのマナーについて

受付係を任された方は、弔問客へのマナーも把握しておくのがベストです。
特に注意したい言葉遣いなどをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

・受付時の挨拶

まず弔問客が受付にやってきたときは、「本日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございます。」とお礼を述べましょう。
また、「生前は○○(故人の名)が大変お世話になりました」との感謝の言葉を添えることも忘れないでください。

・受付帳への記帳

誰がお通夜に弔問に来てくださったか把握するために、弔問客へ受付帳の記帳をお願いします。
お願いをする際は、失礼のないよう「恐れ入りますが、こちらにお名前のご記入をお願いいたします」と、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

・質問への対応

受付係は弔問客からお通夜に関して質問を受けることも多いので、お通夜の開始時刻や大まかな式の流れを覚えておきましょう。
また、わからない質問であればすぐに葬儀社や遺族の方へ相談して、正しい情報を伝えることが大切です。

<まとめ>

現在はお通夜の方が葬儀よりも弔問客が多いこともあります。
そのため、お通夜のときに混乱が起きないよう、道順案内や受付係を立てておくのが一般的なマナーです。
特に受付係は覚えることが多く、初めに弔問客と顔を合わせる立場なので、基本的な情報は頭に入れて置き失礼のない対応を心がけましょう。

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