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石の紹介|国産の白御影石 稲田石

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こんにちは。営業部の秋山です。
展示場にご来場いただいた方は、石の種類の多さに驚くことが多いのですが、その中で「稲田石」という石を紹介したいと思います。

稲田石の特徴


稲田石は明治中期から採掘されている日本を代表する白御影石です。
産地は茨城県で、鉱山により若干色調は異なるものの白く美しい色調が特徴で、古くから建築物にも使用されている御影石です。
圧縮強度は167.481n/mm2と硬く、吸水率は0.22%です。
国産を代表する御影石なのですが、特に長尺物が採れやすいため、建築物の他に墓石や記念碑、神社の鳥居などにも多く用いられています。

稲田石の施工例


稲田石を使用している建築物は多く、特に外壁に使用されていますので抜粋してご紹介します。
三井銀行本店、日本橋、日本赤十字社本館、日本銀行福島支店、東京駅、三菱銀行本店、明治神宮表参道、明治生命保険㈱仙台支店、天神橋、三越札幌支店、明治神宮、国立上野博物館などなど、これらは明治から昭和にかけて造られたものです。
近年ですと、仙台港緑地や天王州アイル、広島平和都市記念碑などがあります。
また墓石としては文豪、夏目漱石や初代貴乃花が眠る花田家、歌手の忌野清志郎家のお墓にも使用されています。

<まとめ>

稲田石は埋蔵量も多く、まだまだ採掘されている国産の石です。明治から今もなお有名な建築物にも使用され、それだけ実績や歴史のある石だということも確認できます。今回は一部しかご紹介できませんでしたが、全国各地の建築物に使用されています。せびお近くで間近で見る機会があったら、じっくりと見てみてください。

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