HOME

お墓

東北6県のお盆の風習について

Pocket

こんにちは。営業部の秋山です。
明日からお盆に入りますが、お墓参りの風習は地域によって違いがあるようです。
今回は、宮城県と東北6県の風習をお話いたします。

一般的なお盆の風習

■8月13日
庭先や門口で火を焚いて、家の場所を知らせる「迎え火」を行う。
■8月14日、15日
ご先祖様が家に帰ってきている期間で、仏壇にお供えし供養する。
■8月16日
迎え火と同様に火を焚き、帰り道を照らす「送り火」を行う。

宮城県の風習

宮城では、ずんだ餅やおくずかけをお供えすることがあります。
おくずかけは、精進料理のひとつであり、しょうゆ味の汁で野菜や麩、白石温麺を煮込みとろみをつけたものです。

青森県の風習

津軽地方では、「法界折」というお弁当をお供えしたり、一緒に食べたりする風習があるようです。

岩手県の風習

岩手県では、墓前で花火をする風習があります。爆竹やロケット花火などが多く、賑やかにお墓参りをすることでご先祖様が喜んでくれると考えられています。

秋田県の風習


県北地方では、かまぼこに見立てた「かまぶく」という米粉を使ったお菓子をお供えする風習があります。また北東北では、「お盆とうろう」という名前のカラフルな最中のようなものを仏壇に飾ります。

山形県の風習


山形県は、あべかわ餅やほうとうをお供えすることが多いようです。また1万発を超える打ち上げ数の山形花火大会などお祭りも盛んです。

福島県の風習


いわき市を中心に「じゃんがら念仏踊り」という風習があります。太鼓などを鳴らしながら新盆を迎えた家を周るものです。また松明を持って煩悩を鎮める行事もあるようです。

<まとめ>

いかがでしょうか?同じ東北地方でも風習には大きな違いがあります。
日本全国で見てみると、一風変わった風習も多いので引越しや家族の実家への帰省の際には、驚くこともあると思います。
いずれもご先祖様に喜んでもらえるよう工夫されていますので、大切にしていきたい風習ですね。

ピックアップ記事

  1. “墓じまい”が急増!遺骨はどこにいく?
  2. 石材選びは慎重に

関連記事

  1. ならわし

    お墓参りは一人で行ってはいけない?マナーや適した時期を解説

    お墓参りに一人で行ってはいけないと聞いたことがある方はいるでしょう。結…

  2. お墓

    管理費や寄付金が払えなくなってしまったらお墓はどうなるの?

    お墓を建てている土地は、実は自分たちに所有権がないのをご存知で…

  3. お墓

    日本では土葬ができないの?これまでの土葬の歴史や文化について

    日本では火葬が一般的ですが、世界的に見ると火葬と同じ土葬を行うとこ…

  4. お墓

    お墓参りに行く服装を選ぶポイントや決まりやマナーはあるの?

    こんにちは。営業部の秋山です。秋のお彼岸が過ぎましたが、おおさきさ…

  5. お墓

    フロアのデザイン

    こんにちは。墓石のデザインをしている加藤です。ブログにご訪問い…

  6. お墓

    今あるお墓をそのままに。地震に強いお墓にする方法

    日本は世界的にも地震の数が多い国で「地震大国」として知られてい…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

  1. 石のコト

    宮城で人気の石は?お墓に使われる石ベスト3を発表!
  2. お墓

    遺骨をお寺に郵送する!?賛否両論の「送骨」サービスについて
  3. お墓

    お墓の後継ぎがいなくなる時の解決方法
  4. お墓

    お墓の掃除はどうすればいい?大まかな手順とポイント
  5. おおさきさくら花陵

    本年もよろしくお願いいたします|おおさきさくら花陵
HOME
PAGE TOP