HOME

石のコト

お墓に使う御影石。国内の産地はどんなところがあるの?

Pocket

お墓に使われている石材のほとんどは、火山のマグマが冷えて固まった石材であり、密度が細かく頑丈な御影石でできています。
この御影石は国産だけでも数十種類が存在し、数々の産地で採石されたものがお墓に使われています。
今回は産地の中でも宮城県の有名御影石、そして黒御影石と白御影石の名産地とその種類の特徴をご紹介します。
これから建墓や建て替えを検討している方は、ぜひ石材選びのご参考になさってみてはいかがでしょうか。

宮城県は有数の御影石の産地

宮城県は全国的に有名な御影石がいくつも産出されている、石の名産地です。
なかでも知名度が高く人気がある御影石は次のようなものがあります。

・伊達冠石

温かみがある自然肌の安山岩で、独特のトラ目模様が特徴です。
表面を磨いて2~3年もすると太陽光を受けて、岩に含まれる鉄分が酸化しさび色が浮き出てきます。
赤茶色の紋様はまるで虎の目のようでありこれは伊達冠石にしかない個性です。

・吾妻みかげ

福島県との境にある丸森町で産出している、白御影石です。
細かい石目で上品な雰囲気を持っており、吸水率が低いことから長年にわたって変化が起こりにくいのが魅力。
最高級墓石材として全国的に有名で、同じく丸森町から産出する磐梯みかげとともに人気があります。

・磐梯みかげ

こちらも白御影石ですが、吾妻みかげの産出地から少し離れた区域で採掘されています。
青味のある深い色合いの白御影石で、吸水率が低く硬度も高いです。
繊細でありながら重厚感のある見た目は、自然石の中でも最高級品として根強い人気があります。

黒御影石の名産地

黒御影石はインドや中国産のものが多いですが、国産では福島県の「浮金石」や、「中山石」が有名です。
浮金石は全体に金の細かい模様が入った美しい石材で、国内で産出されている黒系の石の中ではトップレベルのランクを誇っています。
そして、「中山石」は浮金石と並ぶ最高クラスの黒系石材であり、深みがあるツヤが特徴です。
吸水率が低く硬度が高いため、色あせなどの経年変化が起こりにくいのが魅力です。

白御影石の名産地

白御影石の名産と言えば、まず香川県の「庵治石」が挙げられるでしょう。
日本の銘石として世界に知られており、白の中に細かい黒雲母が大量に入っており、青黒く光る様は特級品です。
ほかにも庵治石に次いで四国を代表する白御影石が愛媛の「大島石」。
細かい黒の斑目に、艶の出やすい石質によって高級感のある見た目が人気です。

また、茨城県の「稲田石」は白の色合いが強い石材で、採石量も安定していることからお墓だけでなく建築にも用いられています。

<まとめ>

お墓に使われている御影石は国産や外国産を合わせると、軽く数百種類にもおよびます。
中でも国産は高品質で優れた石材も多いですが、採石量が全体的に少ない分高額です。
しかし、せっかくお墓を建てるのなら地元の石材を使用したいと考える方もいらっしゃいます。
外国産の石材が人気を集めていますが、ぜひ国産の石材もお墓の候補として考えてみてはいかがでしょうか。

ピックアップ記事

  1. “墓じまい”が急増!遺骨はどこにいく?
  2. 石材選びは慎重に

関連記事

  1. 石のコト

    お墓以外でも御影石は使用されています

    御影石の使い道と言えば、真っ先に思いつくのがお墓です。かつては兵庫県の…

  2. 石のコト

    数々の著名人のお墓に使われる石!本小松石の特徴は?

    国産の石の中でも、最高級品として有名なのが本小松石。同じく国産…

  3. 石のコト

    宮城で人気の石は?お墓に使われる石ベスト3を発表!

    お墓を建てるとき一番重要で一番分かりにくい“石”。その選び方で…

  4. 石のコト

    ビヤンコカララのインテリア用品のご案内

    こんにちは。総務課の佐藤です。梅雨入り予報が発表されましたが、まだ…

  5. 石のコト

    石の紹介|G663

    展示場にご来場いただいた方は、石の種類の多さに驚くことが多いのですが、…

  6. 石のコト

    誕生石 – 6月

    こんにちは。墓石のデザインをしている加藤です。ブログにご訪問い…

最近の記事

アーカイブ

  1. お墓

    緑に囲まれたい!芝生墓地ってどんなお墓を建てられるの?
  2. お知らせ

    総務省で初めての調査!「墓地行政に関する調査」のアンケートを見てみました!
  3. お墓

    事前に知って安心。お墓で多いトラブルとは?
  4. イベント

    「石の市(いしのいち)」開催中です!
  5. 情報

    曹洞宗の開祖 道元禅師の生い立ちは?どんな生涯を送っていたのか?
HOME
PAGE TOP