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普段の会話に溶け込んでいる「あの」言葉。実は仏教由来の言葉だって知っていますか?

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こんにちは。営業部の秋山です。
普段私たちが日常で使っている言葉の中には、仏教由来のものがたくさんあります。
例えば「ありがとう」や「おかげさま」など相手に感謝の気持ちを示すものや「大丈夫」や「面目」など普段の会話にもよく使う言葉が実は仏教由来なのです。
由来を知ることで、その言葉を発する際に意味を重んじて使うようになるかもしれません。また当時と意味が異なっている場合もあるようですが、文化や習慣と同じく何年もの歳月を経て現代まで伝わっているというのは不思議な感覚です。
今回は、仏教由来の言葉をご紹介いたします。

▼お墓関連の言葉についてはこちらから

ありがとう

「ありがとう」は元々「有り難し」という言葉です。漢字そのままに有ることが難しいことや滅多にないことを意味します。つまり、他人から何かをしてもらうことは滅多にないこと、つまり有り難いことであるということから「有り難し」となり、変化して現在の「ありがとう」になっています。
法句経というお経の中に「人の生を受くるは難く、やがて死すべきものの、今生命あるはありがたし」という一説があります。当たり前のように生活しがちな毎日ですが、自分一人で生きているわけではなく、多くの方の力を借りて生きている日常に感謝すべきですね。

おかげさま


「おかげさまで、元気になりました」など感謝の気持ちを伝えるときに使う言葉の「おかげさま」も仏教由来の言葉として有名ではないでしょうか。「おかげさま」は漢字で書くと「お陰様」です。陰に隠れて目に見えないものの力を添えてくれたことを「お陰」という言葉に表しています。
昔の人は仏様の見えないご先祖様たちが自分たちに力を貸してくれたと感じた時に「おかげさま」と感謝の気持ちを表したそうです。現代では、たまに皮肉めいた「おかげさま」を言う人もいますが、本来の意味の「おかげさま」が飛び交うのが理想ですね。

大丈夫

会話の中で使用する場面が多い「大丈夫」も仏教由来の言葉です。「丈夫」は健康で頑丈な様子を示し、パソコン等で入力するときは【だいじょうぶ】と打ちます。ただ【ますらお】と打つと「益荒男」「丈夫」「大丈夫」と候補が出できます。勇気があり強い男性のことと【ますらお(丈夫)】と言ったそうで、より立派な男性に“大”を付けて「大丈夫(ますらお)」という言葉になったそうです。そのような男性が近くにいれば安心だという意味合いで現在使われている「大丈夫(だいじょうぶ)」になったそうです。
これらだけだと仏教と関係がなさそうですが、古代サンスクリット語の「マハー・プルシャ」という偉大な男性という意味の言葉が語源で、中国において偉大な存在の菩薩と立派な男性のイメージが重なって現在の「大丈夫(だいじょうぶ)」と使うようになったそうです。

面目

「面目がない」や「面目を保つ」という言葉にある「面目」も仏教由来の言葉です。
仏教用語で「面目」は【めんもく】といい、「人間の真の姿」を現す言葉です。それから現代においては「世間での立場」「世間からの評価」を意味する言葉に変化しています。
「真面目」という言葉も今では【まじめ】と読むことが多いですが【しんめんぼく】とも読み、人や物事の本来のありさまや姿という意味です。福沢諭吉や与謝野晶子、正岡子規、森鴎外などの著書でも「真面目【しんめんぼく】」として使われています。

挨拶

「挨拶」という漢字は「挨」も「拶」も挨拶以外であまり目にすることはありませんよね。「挨」は【押す】、「拶」は【近づく、せまる】などの意味の漢字です。
宋代頃から禅の際に相手の悟りの浅深をはかるために問いかける言葉として「一挨一拶(いちあついっさつ)」といいました。それが転じて現在の「挨拶」として日常に溶け込んでいったようです。コロナで人と会う機会が減ったりしていますが、久しぶりに会えた方には言葉だけではなく、自然と満面の笑みで挨拶ができると良いですね。
ただ言葉だけで「おはようございます」というだけでなく、笑顔やアイコンタクト、電話の場合は笑声での挨拶を心掛けたいものです。

玄関


日々、生活している中で玄関を通って家を出入りしていると思います。「犬走り」や「鎹(かすがい)」と同じく建築用語かと思っていましたが、実は仏教用語だったそうです。
玄関は自宅など家の入口で使用し、お店や商業施設では入口と言いますよね。
玄関の「玄」は“玄妙”が由来で、悟りや奥深い教えを意味しています。また玄関の「関」は関門の“関”、つまりそこへ入る関門という意味で、2つを合わせると「悟りのために通る関門」という意味合いになります。普段何気なく通っている玄関が厳かな場所に感じてきました。やはり玄関は綺麗にしておかないといけない気持ちになります。
元々玄関は座禅を組む禅寺の入口のみを指していたようですが、武士など身分の高い人の屋敷などに用いられるようになり、身分制度の廃止とともに庶民の屋敷にも玄関が作られるようになったそうです。
今だと、スペースを活用するために玄関とリビングの仕切りがない家や扉を開けていきなりリビングという家も増えているようです。なんだか時代が巡っていて面白いですね。

安心

仏教では「安心」は【あんじん】と読みます。動じない深い心の安らぎや、仏法で得た心の安らぎの境地を意味し、現在の「やっと安心した」というという一時的なものではなく、もっと深く恒久的な意味として使われていました。また反対の意味で「不安」という言葉もあります、私たちは不安を感じると神社やお寺に行ってお参りや祈願、その他にお守りをもらったりしますよね。不安な時だけでなく、安心できた時にもきちんと感謝を気持ちを込めてお参りしたいものですね。

<まとめ>

今回は仏教由来の言葉を少しだけ紹介しました。普段何気なく使っている言葉が元々は仏教由来のもので、何年もの間を経て私たちの生活に馴染んでいるというのは中々不思議な感覚ですよね。この「不思議」も仏教由来の言葉です。よければ是非ご自身で調べてみてください。

▼そのほかの仏教語についてはこちらから
仏教用語一覧-Wikipedia

 

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